こんにちは、こんばんは。
急に暖かくなったと思えば
ずっと雨が降ったりと、
天気だけ見ればまるで終末のような
そんな季節になりました。
おかげで身体は絶不調です。
5/5のコミティア144に見事当選し
参加できる事と相成りました。
こけかかとしては泥田の新刊を作ります。
今回はテーマを《怪奇》とし
オリジナル作品を複数掲載予定です。
以前作っていた『破゜ー竹』でも
ホラーを題した刊を出したのですが、
今回は《怪奇》ということで
また違った雰囲気になる予感があります。
買ってくれよな☆
ここでふと、空耳といいますか
日本語の複雑さ(面白さ)に直面しました。
今回のテーマは何にしようかと、
アドバイスを求めた御人から口頭で
『かいき』と言われた際に、
私の脳みそはすぐに《怪奇》と
変換できたのですが、
今にして思えば『かいき』とだけ聞いて
上の言葉へとスムーズに変換できたのは
ある意味でファインプレーであり、
奇跡と言ったら大袈裟な気がします。
というのも、後になって
『かいき』という言葉と向き合った時、
《怪奇》←の漢字よりも先に
《会期》←の漢字が脳内をシューマッハの如く
爆音をたてて一瞬で過ぎ去ったのです。
(シューマッハって何だか甘そうな響きだ)
そして改めて「かいき」とスマホで打ち
予測変換を見てみると、それはホントか?
ってなモノも含めて出るわ出るわ
『かいき』のバリエーションたるや
さながらアベンジャーズ。
会期、回帰、快気、回忌......。
もし、どうもヤバい奴に捕まって
「音だけで適切な言葉を選べさもなくばあの世行きだ」
と強制デス・ゲームに参加させられた日には
絶対に生きて帰れる自信がないほど、
同じ音で意味が異なる言葉が多すぎるのが
我々の話す日本語のオカシサだなぁと
改めて実感した次第です。
どうやらそれはコミュニケーション
及び会話の特徴と現れているようで
日本在住の海外の人がやっている
YouTubeを観ていた時に
「日本語での会話は、最後まで相手の話を聞かなと、何を言っているか分からない。だからなのか、日本人は話をよく聞いている印象がある」
的なことを言っていた記憶があります。
確か上の発言は文法を指しての事だったのですが
同じ音で違う意味の言葉が複数存在する
という点も、会話のテンポや特徴として
現れているのではなかろうかと
今回しみじみと感じました。
まぁ『話半分』って言葉があるほど
皆がみんな揃いもそろって
ちゃんと話を聞いているかと言われると
自分を顧みても甚だ疑問なのが正直なので
要は馴れって事なのかも知れません。
兎にも角にも何が言いたいのか
何が言いたかったのかとっくに見失って
何処かへ行っちまいましたが
今回の泥田の『かいき』は
《怪奇》ですのでよろしゅう願います。